【英語教育】子どもが英検を受ける(年少者受験)付き添いは必要!?
先日息子①が初めて英検を受検しました。
なぜ英検を受けたのか、英検合格への勉強法、どうやって受験するのか、など親も初めてのことで色々調べたり心配したり。
受験するかどうかは分からないけど(^^; 息子②や③の時のためにも英検受験までの記録をまとめておこうと思います。
目次
なぜ子どもに英検を受検させたのか!?
息子①は5歳から英語教室に通わせていました。
たまたま通っていたこども園で英語レッスンが行われていて、ネイティブの先生に手ごろな月謝で英語を習えるのならと始めたのがきっかけです。
それからさらに5年が過ぎ、現在10歳です。
英語教室は卒園してから別のスクールに変わり、さらに近所の別のスクールに最近変わり3校目ですがどのスクールでもネイティブ(国籍はアメリカ→ニュージーランド→アメリカ)の先生でした。
そこで、長く英語を続けてきていったい今どれくらい力が付いているのか!?
それを知るために英検を受験してみることにしました。
英語の先生をしている友人が、英検は一度取得したら一生消えない資格としては分かりやすいと言っていたこともあり(TOEICなどは有効期限がありますからね)その言葉も英検を選んだ理由の一つとなりました。
小学5年生で受けたのは英検5級、年少者とは11歳未満と定義されていた
こちらも全く子どもの英語レベルが分からず、とりあえず5級からかなぁという単純な理由です。
英検には『年少者』の受験に対して、保護者の付き添いができることを知りました。
ここでいう年少者とは年齢が11歳未満の子どものこととなっています。
息子はまだ誕生日が来ていないのでぎりぎり11歳未満。
付き添いをしようと思えばできる年齢でした。
英検の申込はネットから、支払いのクレジットカード名義は親でOK
子どもが受験する場合でも、申し込みはネットから親が代理で行うことが可能です。
合格発表もネットでできますが、その時に申し込み時のパスワードが必要なので忘れないように控えておいてくださいね。
申込欄には特に保護者の情報を入力する場所はありませんでしたが、私名義のクレジットカードで支払うことができました。
英検サイトの日程の見方が分かりづらいのですが、個人で申し込みをする場合は『本会場』を選ぶことになります。
申し込み時点では実際の試験会場がどこなのか分かりません。
試験日の10日ほど前に送られてきた受験票で実際の受験場所が分かるようになっています。
(できれば自宅から行きやすい場所がいいので選べると良いのですけどね)
英検は意外と申し込み締め切りが早く、申し込んでから受験票が届くまでの期間が長いように感じました。
届かないと不安になりますが、10日ほど前に届いてやっと安心しました。
英検合格のための勉強法、受験する目安
今回受験をさせてみて、受験させるかどうかの大きな判断材料となるものが2つあることに気が付きました。
- 単語が読める(意味は正確にわからなくてもOK)
- リスニングにしても問題文にしても、なんとなく何を言っているか分かる
これだけです。
これがある程度できているようであればスペルなど書けなくても、正しい単語の意味を覚えていなくても合格できる受験ができると思いました。(受けるだけは誰でもできますからね)
具体的な試験対策勉強は、基礎的な英検5級のための問題集を1冊購入ました。
そしてそれをノートに2回繰り返し解きました。(試験日まで余裕があれば数回してもよいと思う)
必ず解いた後は一緒に見直しをして、ついでに問題文の意味がそれなりに理解しているか、今後のために単語の発音が正確なのかをチェックしておきます。
息子①はフォニックスの発音をわりとまじめに覚えていて、それを組み合わせて発音しているだけなので単語そのものは意味も分からなければ発音も覚えていない、というものがたくさんあります。
最後に、問題集についていた過去問を時間を計りながら解いて、さらに英検申込者が無料で使えるアプリ『英検公式スタディギア』のベーシックプラン(英検クーポンで無料)で過去問を解いて8割以上取れていたので一旦試験勉強はそれで良しとしました。
受験票が届いて英検の試験までに事前に子どもと確認しておくべきこと
- マークシートのやり方
- 当日の持ち物
- 携帯の扱い方の確認
- 教室の入り方、座席について
- トイレに行きたくなった時
- 帰りの待ち合わせ場所
マークシートのやり方を確認します。
すでに学力テスト?のようなものを学校でやったことがあるから分かるとのことでした。
名前や受験番号の書き方のみ確認しました。
詳しい記入方法は英検 for Kids!に紹介されています。
持ち物について、消しゴムは予備を入れておくことをアドバイス。
会場によっては上履き、時計が必要です。
今回、『来場前のヘルスチェック』をウェブ上で事前に行っておくことが必須で、その結果をスクリーンショットしもしくは、プリントアウトしてて提示する必要がありました。
携帯電話について、上記のヘルスチェックのスクリーンショットを見せたら電源を切っておくこと。
試験が終わり、待ち合わせ場所に着いたら電源を入れることを伝えます。
(普段は持たせていませんが、家族の連絡用に兄弟で使用して自宅で使う用のデータSIMが入っているスマホを持たせました。)
初めての試験ということもあり、自分が受験する教室の探し方、指定された座席の探し方についても念のため確認。
まあ、10歳なので困れば人に聞くことができるでしょうし、ちょっと過保護すぎたかなとも思いました(^^;
とはいえ合格することが目的なので、そこに集中できるようには準備できたと思います。
トイレに行きたくなったり、なにか困ったことがあれば手を挙げて試験監督に伝えること。
性格にもよるでしょうが、できる子はできるしできない子はできないですよね。
息子①は言えるタイプだとは思いましたが念のため伝えておきます。
最後に、送り届けた際に会場内もしくはその付近に待ち合わせ場所を決めておきます。
終わったらまっすぐにそこに来ること、そして会えなければ連絡することを伝えました。
英検の受験当日について
5級の試験は午後からだったので朝はゆっくりでお昼早めに出られるように準備しました。
会場に入れる時間、着席(説明開始時間)、終了予定時間など受験票に書いてあるのでチェックしておきます。
入場開始から試験開始まで1時間以上あるので最後に目を通すことができるテキストなどを持っておくとよさそうです。
息子①には普段英語のレッスンで使っている『絵単(絵で覚える単熟語)』を持たせました。
息子①の年齢からして付き添いも可能ではありましたが、一緒に当日の確認をして大丈夫そうだったので送り迎えだけにして付き添いはしませんでした。
会場へは公共の交通機関を利用し、会場には保護者の控室などはないため一旦別場所で時間をつぶして終わるタイミングを見計らって会場に戻りました。
子どもが英検を受けるときのために詳しい説明をしている 英検 for Kids! に一度目を通しておくと親も子もイメージができやすくおすすめです。
まとめ
今回の英検受験は、我が家にとってはいいきっかけとなりました。
特段教育熱心というわけでもなく(^^;
習い事も先生にお任せで行かせっぱなしにしていましたがちょっと反省しました。
一緒に英検の受験準備に取り組んだことで子どもの理解レベルが感じられたし、一緒に考えたり解いたりすることで子どもの伸びしろをさらに増やしていける手ごたえを感じました。
実際に合格を手にすることで、子どもの英語学習に対するモチベーションは格段に上がります。
『英語ができた』という実感を得るのに英検受験はひとつの選択肢として最適だと思いました。
長く英語を学んでいるけど、実際どれくらい理解しているのか知りたい!という場合に親子で英検にチャレンジしてみることおすすめですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。