赤ちゃんが泣き止まない理由について考えて見えてきた、私の子育て観
生後まだ間もない赤ちゃん。
妊娠しいていることが分かって戸惑いもあったけど、とっても嬉しくて幸せだと感じていた日々。。。
それはそう長くは続きませんでした。。。
妊娠中はつわりに始まり、身体の変化、寝不足、さらには出産の痛み。
生まれたら妊娠中の辛さから解放される~と思いきや、産んでみたらもっと大変。
自分の身体もきついのに、赤ちゃんは泣いてはオムツ、おっぱい、ミルクの繰り返し。
おまけに一度泣き出したらギャン泣き!
何をしても泣き止まない日々、続く寝不足。
子育てがこんなに大変だとは想像もつかなかった、無理だ、なんて思うそんな日もありました。
赤ちゃんを何時間も腕に抱いたまま途方に暮れて、二人で泣き疲れた日もあったなぁ。
今では三男が10か月になり、少しはうまく対処できるようになったと思うその対処法をちょっとまとめてみました。
『赤ちゃんは泣くのが仕事です』うん、それ知ってる!
泣き止まない赤ちゃんに対してよく言われる言葉。
『赤ちゃんは泣くのが仕事です』
渦中にいたら、そう言われてもそれ知ってるし!
でも泣いてるし、激しく泣いてるし、だからこんなときどうしたらいいか知りたいし、赤ちゃんを泣き止ませてスヤスヤ穏やかに寝せてあげたいだけじゃん!
って思いません!?
そう思う人は、すでにオムツかな?お腹が空いたのかな?抱っこがいいのかな?って自分で色々試行錯誤してみてるはず。
それでもなかなか赤ちゃんが泣き止まなくて辛いから、泣き止ませられない自分を責めてしまう。
でもママは自分を責めなくていいから!
ママがお腹の中で『とつきとおか』育てて出産した、今あなたのそばにいる小さなかわいい赤ちゃんは、あなたの大切な赤ちゃんであることには変わりない。
だけど、それと同時にすでに生まれたときから(お腹にいるときからかも)れっきとした人格を持った一人の人間なの。
あったかくてほわほわしたお腹の中でのーんびり過ごしていたのに、暑いとか、お布団が冷たいとか、周りが騒がしいとか、電気がまぶしいとか、そんな色々な環境の変化に対応しようとしてるんじゃないかな。
そうだから、赤ちゃんは泣いててもいい。
たとえそれがギャン泣きだったとしても。
赤ちゃんが泣いているのはダメなことではないよ。
たまに外で、泣いている赤ちゃんに『オムツじゃなーい!?』とか『お腹すいたんじゃなーい!?』とか声かけてくれるおせっかいな人いるけど、その人には悪気はないから。
でも、心の中で『やかましいわ!』とつぶやいといて。
もちろん、ほんとうに具合が悪くて泣いてることもあるからおかしい!と感じたときはすぐに病院に行くことも大事です。(今は夜間でも受診すべきか相談できるとこあるよね)
他人のスヤスヤ寝ている赤ちゃんが気になる?
そう、赤ちゃんにも性格の違いがあるし、あなたの知らないところでその赤ちゃんもギャン泣きしてるかも。
悩んでいるときはInstagramとか控えめにしてみて。Instagramのママがキラキラしてて、赤ちゃんがおりこうさんに見えるのは、生活のごく一部をうまく切り取ってるから。ただそれだけ。
やっぱりどこかで、赤ちゃんが泣いているのは良いことではない、という空気感があるよね。
だから赤ちゃんが泣いているとママは当然気になるし、周りの人も気にする。
そんなときはこれ。
他人に言われるとモヤることもあるけど、堂々と(心の中で)言ってみよう。
『赤ちゃんは泣くのが仕事です』
ママの心の支えになる魔法の言葉2つ
毎日子育てしていると忘れがちなこと。
冷静に考えたらすごーくあたりまえなことなのに、子どもを目の前にしたらすっぽりと抜けてしまうこと。
『人の気分にはムラがある』
気分だけじゃなく、体調とかも生きていたら色々あるよね。
それは赤ちゃんも同じだよ。
昨日はスヤスヤ寝てても今日も寝れるとは限らない。
ずっと寝たい日もあるし、ずっと遊んでいたい日もあるし。
あなただって毎日同じ時間に同じことしてるわけじゃないよね。
食欲がない朝も、やる気みなぎる朝も色々ある。
それなのに、育児書に『赤ちゃんの生活にリズムをつけてあげましょう』なんて見ると、寝てるだけの赤ちゃんに朝から顔を洗って着替えさせて、ちょっと散歩に出てその後はお昼寝といって寝かせようとするわけよ。
あれ、昨日はこの時間寝てたのに今日はぜんぜん寝てない、おかしい、みたいな気持ちになるの。
だから泣いている赤ちゃんが色々お世話したのに泣き止まないのもおかしい、ってなる。
それ、ぜんぜんおかしくないよ!
赤ちゃんも眠くなれば寝るし、飲みたくなったら飲むし(もちろん与えてもらえばという前提はあるけど)、食べたくなったら食べるし(これ離乳食のことね)。
まれに、どうみてもすごーく眠そうなのに、寝ない!!って泣く強情な赤ちゃんもいるしね(うちの三男)
無理して大人の生活を赤ちゃんに合わせて変えるのではなく、赤ちゃんに自分たちの生活に合わせてもらうくらいで丁度いいの。
寝てほしい時間に寝なくても、一生懸命作った離乳食を食べてくれなくても、泣き止まなくてもいいの。
人それぞれだから。
むしろそれが当り前のことだから。
厚生労働省だって言ってるよ!(赤ちゃんが泣き止まない 厚生労働省)
そんな時はこうつぶやいて。
『そんな日もあるよね~。』『まぁいっか~!』
たいていはこの言葉で解決するから。
その時が来たら、あんなに悩んでたのがうそみたいにできるようになる日がきっと来るから。
寝てほしい時に泣いたりぐずぐずになると『はよ寝ろ!』ってなるときあるけど、赤ちゃんはそういうママをすぐ察知するよね、そしてそんな時こそ寝ないで泣くw
赤ちゃんが泣いていて何をしても泣き止まないときは、ママのスイッチを切り替えてみるのも一つだよ。
赤ちゃんのお世話がすべてではない子育て期
これも忘れないでほしい。
赤ちゃんのお世話を一生懸命することはとっても大事。
でもね、赤ちゃんが成長しているってことは、自分も少しずつ歳を重ねていってるってことだよ。
赤ちゃんと過ごす日々は、ママの大切な人生の一日でもある。
髪振り乱して、必死に子育てするのも大切だと思うし、そうできるママはかっこいいと思う。
カーディガンを裏返しに着ていたり、バッチリメイクしたつもりで眉毛だけなかったり。ママになる前には考えられないようなおっちょこちょいもたくさん起きるから、たぶん。(私だけ!?)
でも、ママの、あなた自身のやりたいことや、楽しいことはどんどんやろう!
子育てを理由に我慢したり諦めたりしたらもったいないよ。
気が付いたときに数年年老けた自分がいるだけだから。
さて、問題です。
育児書を真剣に読みながら、悩んで、うまくいかなくて、イライラして、怒っているママと、
育児書は参考程度に、いつも楽しそうに悩みなさそうにニコニコしているママ。
どっちのママと一緒に過ごしたいですか!?
答えは簡単だよね。
ニコニコしているママがいいに決まってる。
答えはとっても簡単なのに、実践するのすんごくすんごく難しいんだわ。
子育て中だろうが何だろうが、自分の人生の主役はいつも『あなた』。
あなたでいいの。
あなたが最優先なんだよ。
もちろん、赤ちゃんは自分ひとりでは生きていけないからお世話をすることは必要だけど、それは長い人生のほんの数年。
あとは、親としてできることは、子ども(赤ちゃん)自身がより輝けるようになるために手助けをするだけ。
目の前で泣き止まない赤ちゃんがいると辛いよね。
でもこれからの赤ちゃんの未来を見てみて。
笑うようになって、遊ぶようになって、歩くようになって、話すようになって。。。
楽しいことがたくさん待っているよ。
だからこそ、大切な一日一日は赤ちゃんのためだけじゃなく、自分のために過ごそう。
自分が満たされて、しあわせでいられると、心に余裕ができる。
そうすれば、泣いている赤ちゃんを見ても落ち込まないでいられるよ。
そうだねー、今日は泣きたいんだねー、いいよいいよ、大丈夫だよって声をかけてみて。
自分が赤ちゃんだったら、ママにそう言われたら、きっと安心できるんじゃないかな。
まとめ
これは、今まさに新生児を育てている妹に向けて書きました。
でもねー、これをいちばん伝えたいのは、『10年前に長男を育てていた頃のわたし』ですね。
子どもの1日も、わたしの1日も何もなかったかのように続いているから気が付かないけど、ほんとうはいつ終わるか分からない2度とは過ごせない大切な1日だからね。
ちゃんとした大人にならなくっても、ちゃんとしたママになれなくてもそれはそんなに大したことじゃない。
わたしも子どもも、満たされてしあわせな気持ちで1日を終えられたら最高!